《きょうの料理》笠原将弘さんの和食はもっとおおらかでいい。紹介されたレシピ一覧

2024年4月からはじまった「和食はもっとおおらかでいい。」という笠原将弘さんの信条から生まれたきょうの料理の新企画。つくりやすさとおいしさ、季節感を兼ね備えたレシピを年4回にわたって教えてくれるシリーズです。こちらのページでは紹介されたレシピをまとめています。

Contents

第3回 ご飯もお酒もすすむ“茶色いおかず”(2024年10月2日)

焼きさばのみそ煮

焼きさばのみそ煮は、煮魚のしっとり感と焼魚の香ばしさ、両方のおいしさを味わえるその名の通り焼いてから煮るサバの味噌煮です。サバを煮る前に焼くのがポイント!皮目を香ばしく焼くことで臭みを感じにくくなり霜降り要らず。煮たときに皮がペロッとなることもなく食べやすくなります。

さつまいもとしょうがの塩きんぴら

さつまいもとしょうがの塩きんぴらは、おかずにならないと思われがちな甘いさつまいもを生姜と合わせてさっぱりと塩味のきんぴらです。甘いさつまいもに生姜を加えることでピリッとした辛さがアクセントになり、ご飯に合うおかずになります。生姜は、炒めすぎないように注意してください。冷めてもおいしいので常備菜におすすめ!このまま食べるのはもちろん、お肉などを加えてアレンジしてボリュームUPするのもおすすめです。

笠原流ごはんどろぼう

笠原流ごはんどろぼうは、椎茸・ナッツ・塩昆布・削り節で旨味たっぷり!最強のご飯のお供になる常備菜です。冷たく冷やしてもおいしくいただけます。

第2回 夏らしく手軽にできて元気が出る3品(2024年7月3日)

夏野菜の一口かき揚げ

夏野菜の一口かき揚げは、天ぷらをつくるのがめんどうだという時にもおすすめ!手間も洗い物も少なく、短時間で揚げられるかき揚げです。カットしたなすは、塩をふって少しおき、出てきた苦みのある水気を拭きとるのがポイント!お好みの夏野菜を使ってアレンジできます。

豚肉とにんにくの梅おかか炒め

豚肉とにんにくの梅おかか炒めは、にんにくを薬味としてではなく料理の具としてたっぷり使ったガツンと元気のでるおかずです。においが気になるにんにくは、水から茹でてゆっくりと火を通すことでくさみや辛みがやわらぎ食べやすくなります。合わせ調味料にはちみつ梅を使うことで簡単に味が決まります。にんにくのホクホクとした食感が楽しい一品です。

とうがんと鶏手羽元のしょうゆ煮

とうがんと鶏手羽元のしょうゆ煮は、冬瓜を鶏手羽元と合わせてがっつりご飯がすすむ茶色いおかずに仕上げた一品です。冬瓜は、味がしみやすいように皮を厚くむいてしまうのがポイント。熱々で食べてもおいしいし、冷やすと煮こごりも楽しめる夏の煮物です。

第1回 春の煮魚(2024年4月3日)

春の煮魚

春の煮魚は、あえて素材を限定しないでそのときに手に入るお魚と野菜でつくってみてほしいという一品。季節が変わっても応用できる基本の煮魚です。煮汁は、しっかりと沸かしてから魚を加えるのがポイント!煮汁の温度が低いと魚のくさみが出やすくなります。付け合わせは、グリーンアスパラガス以外にもサワラと同じくらいの時間で火が通るピーマン・長芋・椎茸などのきのこ類なども向いています。

笠原流卵焼き

笠原流卵焼きは、笠原さんのお父さんの代から変わらずつくっているという関東風の甘くこんがりと焼いた卵焼きです。調味料は、あらかじめよく混ぜ合わせておいて溶き卵と合わせると味のなじみがよくなります。おおらかにざっくりと二つ折りにしてつくるのが笠原流です。

菜の花と豚肉のみそ炒め

菜の花と豚肉のみそ炒めは、菜の花のほろ苦さと味噌がよく合いご飯がすすむ炒め物です。菜の花は、先に水にさらすことで食感がよくなり、火の通りもよくなります。豚肉の脂でしっかりと焼き付けることで香ばしく仕上げています。味噌炒めの合わせ調味料の割合は、酒3:味噌2:砂糖1が黄金比です。これを覚えておけば季節ごとにいろいろな食材で味噌炒めがつくれます。


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