《きょうの料理》菅又亮輔「はじめてのクリスマスケーキ」いちおしスイーツ 2022年12月19日

作り方

• 前準備
  ・約28㎝四方の天板にオーブン用の紙を敷く。
  ・薄力粉は、ふるっておく。
  ・17～18×7.5～8×高さ6～7㎝のパウンド型の内側を水で濡らし、ラップをぴったりと敷く。
  ・オーブンは、170℃に予熱しておく。
  
  ………
• 生地をつくる
  卵（3個）・卵黄（2個分）をボウルに入れ、泡だて器でよく溶きほぐす。
• グラニュー糖（110g）を一気に加え、混ぜ合わせる。
• 鍋に半分ほど水を入れて弱火にかけて60℃くらいに温めた湯にボウルの底をあて、湯煎しながら泡立て器で泡立てる。
  ※鍋の底に小さな泡がたつくらいが60℃の目安。
• 卵液の温度が45℃くらいになるまで湯煎にかけて泡立てたら、湯煎から外す。火を止め、同じ湯にバター（25g）と牛乳（カップ⅕）を入れた別のボウルの底をあて、バターが溶けるまでおいておく。
• 湯煎しながら泡立てた卵液を目の細かいザルでこし、冷めないうちにハンドミキサーでの高速でしっかりと3分間ほど泡立てる。
• 生地をすくい上げて落とすとぽってりとするくらいになったら低速にし、さらに1分間ほど泡立ててきめを細かくする。
• ふるった薄力粉（100g）を3回くらいに分けて加え、その都度ゴムベラでボウルの底から大きくすくって粉が見えなくなるまでしっかりと混ぜる。
• 湯煎しておいたバター＆牛乳をよく混ぜて加え、均一になるように混ぜる。
  ※バター＆牛乳はあまり冷めすぎないように。45℃くらいが目安。
  
  ………
• 焼く
  オーブン用の紙を敷いておいた約28㎝四方の天板に生地を流し入れ、カードなどで均一にならす。
• 170℃のオーブンで15分間ほど焼く。
  ※生地の真ん中を押してみて弾力があり生地がはねかえってくれば焼き上がりの目安。指の跡が残るような場合は、もう少し焼いてください。
  ※家庭用のオーブンが二段の場合は下の段、三段の場合は真ん中の段に入れて焼くときれいに焼けます。
• 焼いたスポンジ生地を天板から外し、網にのせて冷ます。
  
  ………
• 型に入れて冷やす
  いちごは、ヘタを取り除き、縦半分にカットする。断面を下にして紙タオルの上に並べ、水気を切っておく。
• スポンジ生地の紙からはがし、パウンド型の底の大きさに合わせて1切れ、型の口の広い方に合わせて1切れ切り出す。
• 型の底の大きさに合わせて切り出したスポンジ生地を焼き面を上にしてパウンド型の中に入れる。
• 生クリーム（カップ2）・グラニュー糖（35g）をボウルに入れ、ボウルの底を氷水にあてて冷やしながら八分立てに泡立てる。
  ※八分立て：すくい上げるとツノが立、すぐにおじぎをするくらいの柔らかさ。
• 生クリームの半量を絞りだし袋に入れ、口金をつけないでバウンド型に入れたスポンジ生地の上に生地が見えなくなるように絞り出す。
• 生クリームの上にいちごの半量を並べ、その上に再び生クリームを絞って覆い、ゴムベラで表面を平らにならす。
• 型の口の広い方に合わせて切り出したスポンジ生地を焼き面を下側にして重ねのせる。ラップでスポンジを覆い、まな板などをのせて軽く押し、表面を平らにする。
• 冷蔵庫で30分間ほど冷やす。残りの生クリームも冷蔵庫で冷やしておく。
  
  ………
• 仕上げ
  30分間冷やしたケーキを型をひっくり返して型とラップを外してお皿にのせ、形を少し調える。
• 冷やしておいた残りの生クリームの⅕量ほどをケーキの上にのせ、パレットナイフで大きく塗り広げる。さらにクリームを足して側面も塗り、全体を覆う。最後はパレットナイフで端の余分なクリームをスーっと削ぐようにして、平らにする。
• 残っている生クリームを九分立てに泡立てる。星形の口金をつけた絞り出し袋に入れ、ケーキ上面の縁にらせんを描くように絞る。
• 残りのいちごを中央に飾り、お好みでオーナメントを飾ったらできあがり。
  ※いちごは、お好みで食べやすくカットしてください。