2022年1月15日に放送されたKinKiKidsのブンブブーンでは、3時のヒロインをゲストに迎え、1本持っておきたい絶品ぽん酢が5つ紹介されました。厳選してくれたプロは、全国ぽん酢飲み歩き協会、会長の藤島琴弥さんです。
宮滝ポン酢(奈良県・梅谷醸造元)
宮滝ポン酢は、奈良県の老舗しょうゆ醸造「梅谷醸造元」がつくるポン酢界のTHE王道ともいえる一品です。100年使い続けている吉野杉の大樽で仕込んだ絶品の醤油を使用。その醤油と合わせている柚子と出汁のバランスもよくスッキリ、さっぱりとした味わいです。
しょうきやのぽん酢(大阪府・勝貴屋)
しょうきやのぽん酢は、大阪の平野区でポン酢を専門につくっている勝貴屋の商品です。出汁文化が根付いている大阪ということもあり、出汁の味がかなり濃くつくられています。柚子は皮ごと絞っており、ポン酢の中には柚子独特の果汁が浮かんでいます。ラベルは、ポン酢が垂れても滲まない仕様になっています。 勝貴屋はご夫婦ふたりで切り盛りしており、現在は後継者がいないためもしかしたら将来には味わうことができなくなってしまうかもしれないという絶滅危惧ぽん酢です。
しょうきやのぽん酢 おすすめアレンジ「炊き込みご飯」
・鶏もも肉は、細かくカットする。
・にんじん・油揚げは、細切りにする。
炊飯釜にお米(2合)・ぽん酢(100㏄)・水(260㏄)を入れ、鶏もも肉・にんじん・油揚げを加えて通常通りに炊飯したらできあがり。お好みで青ねぎを散らしていただきます。
※出汁が効いているので炊き込みご飯の味がこれひとつで決まります!
※他にも卵かけご飯、また、生姜焼きの下味に醤油の代わりにポン酢を使うとさっぱりとした味わいになりおすすめです。
浜守の塩ぽん(島根県・浜守)
浜守の塩ぽんは、最近結構市場に出回っているという塩ぽん酢のひとつです。 塩ぽん酢は、醤油を使わずに塩・出汁・柑橘でのみつくられています。 浜守の塩ぽんは、島根県の浜田市の海でライフセーバーさんたちが地元の食材を使って何かをつくりたいという想いから製造をはじめました。ライフセーバーさんたちが自ら海にもぐって採ってきたカジメという海藻を平釜で数日かけて炊き上げた藻塩をポン酢に使っています。さっぱりとした塩味なので揚げ物と相性抜群!ポテトサラダをマヨネーズ・塩・ 浜守の塩ぽんでつくるのもおすすめです。
みかんぽんず(福岡県・青柳醤油)
みかんぽんずは、福岡県にある老舗の醤油醸造「青柳醤油」が製造販売しているまるでジュースのように飲めるというポン酢。醤油は使わずに九州産のみかんと氷砂糖でつくったシロップに塩・酢などを合わせてひとつずつ手作業でつくっています。甘みがしっかりとあり、みかんぽんずとオリーブオイルを2:1の割合で混ぜてフルーティーなドレッシングのようにしてカルパッチョにかけたり、ヨーグルトにかけて食べるのもおすすめです。
柚子こしょうぽん酢(京都府・オジカソース)
柚子こしょうぽん酢は、大正7年創業、京都府祇園の老舗のソースメーカー「オジカソース」が製造販売している商品です。柚子こしょう、ポン酢がどちらも「ウマい」を主張しつつも、どちらも負けておらずバランスも抜群!マイルドなポン酢をピリ辛な柚子こしょうでグッと味をしめています。茹でたパスタにかけるだけで簡単で一味違ったパスタに!納豆にかけるなど様々な料理のアレンジに使えます。